Superflyが『WHITE』(2015年5月)から4年半ぶりとなるオリジナルアルバム『0(ゼロ)』を完成させ、
2020年1月15日にリリースする。
6thアルバムとなる今作には、ライブ復帰後第1弾作品となった「Bloom」(2018年6月)以降に発表されたシングル収録曲と、
NHK連続テレビ小説『スカーレット』主題歌「フレア」など新録曲を合わせた全11曲を収録。
デビューからの10年を大きく第1章として括るならば、「Bloom」から始まった第2章のあり方を初めてまとまった形で提示した作品とも言え、
いくつかの意味で“生まれ変わったSuperfly”を感じ取ることができる作品となっている。
しばらくのライブ活動休止時期を経て、Superflyは生まれ変わった。
デビューからの約10年は時間をあけることなく作品を次々に発表し、
ツアーも重ねるごとに公演回数も増やしていった。言うなれば疾走し続けた約10年だった。
だが休んでいる間に様々な気づきがあり、生活習慣の変化と共に人生に対する考え方、ものや時間の捉え方、
生きていくうえで大事にしたいものの優先順位が変わった。そして復帰後は、作品制作と発表の“速さ”や公演回数の“多さ”よりも、
ひとつひとつをいかに“丁寧に”作って、いかに“豊かに”表現できるかに重きを置くようになった。
いま行われている『Superfly Arena Tour 2019 “0”』(ファイナルは12月8日)のなかで、
志帆はツアータイトルとアルバムタイトルになった「0」について、こう話している。
「なんでゼロなのか。私にとってゼロの意味は、心の話なんです。プラスでもなくマイナスでもなく、地平線のようにフラットに続く
気持ちを表わしています。お休みして、旅行をしたり、本を読んだり、好きなことしながらリラックスして過ごしている間に、自分の
気持ちがゼロになっていく感覚を味わったんですね。それが心地よくて、そのなかで“曲を書いてみたいな”と思ったり、
いろんなアイデアが浮かんでくるようになりました」
そう。「0(ゼロ)」の地点に立てたことで、志帆は、Superflyは、生まれ変わったのだ。
Track list
01 AmbitiousTBS系 火曜ドラマ『わたし、定時で帰ります。』主題歌
02 フレアNHK連続テレビ小説『スカーレット』主題歌
03 Gemstone
04 覚醒映画『プロメア』主題歌
05 ハッピーデイ花王 フレア フレグランス CMソング
06 FallTBS系 金曜ドラマ『あなたには帰る家がある』主題歌
07 Lilyの祈り
08 氷に閉じこめて映画『プロメア』エンディング主題歌
09 Bloomゼクシィ25周年テーマソング
10 サンディキレートレモンCMソング
11 Gifts第85回 NHK 全国学校音楽コンクール 中学校の部課題曲